パーキンソン病患者の心と身体にうるおいを〜Dance for PD〜

日本では、全体で1000人に1人、60歳以上だと100人に1人の割合で発症すると言われているパーキンソン病。投薬とは異なる治療法が世界中に広められています。

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パーキンソン病

1817年イングランドのジェームズ・パーキンソンにより初めて報告された病気、パーキンソン病。

加齢と共に発症率が高くなる病気で、40歳以上の中高年の発症率が高く、特に65歳以上の割合が多い進行性の神経変性疾患だ。

安静時に指や腕、足、顎などにふるえが起きる安静時振戦、動作の開始が困難になる無動、バランスを崩しそうになったとき倒れないようにするための反射が弱くなる姿勢保持反射障害などが主な症状である。

またパーキンソン病は高い確率で認知症を合併し、発症リスクは健常者の約5-6倍と見積もられている。

現在、パーキンソン病に対する根本的な治療法は無く、日本では難病(特定疾患)に指定されている。

Dance for PD

ウィスコンシン大学マディソン校は7月28日と29日に行うthe Summer Institute on Mental Disorders and the Older Adultで、パーキンソン病患者に新たなセラピーが公開される。

そのセラピーは”Dance for PD”と言い、ダンスを主体としたものである。

29日の基調講演にて、ソーシャルワーカー、看護師、理学療法士、心理学者、医師、そして他の高齢者と働いている人々に紹介される。

このセラピーはニューヨークのダンスグループ Mark Morrisとブルックリンパーキンソングループが始め、人々のQOL(Quality Of Life)を向上させるために世界中に提供している。

Dance for PDについて、ウィスコンシン大学マディソン校のAging&Long-Term Gare部門のWaters Castillo博士はまるで詩のようなセラピーで、患者の体だけで無く、心や魂も満足させてくれれるものだと言っている。

どのようなセラピーなのかは、下記の動画を見て欲しい。

このセラピーは、現在使われている単純にドーパミンを増やす薬よりもより、患者にとって助けとなるもので、人々が人生の楽しみと目的となるようなものになると期待されている。

脳と身体はもちろん繋がっているので、こうやって動かせる範囲で、ゆっくりでも身体を動かすことによって、脳に活力が得られるのでしょう!やっぱり運動って大事なんだなと思うセラピーですね!

元記事はこちら(Benefits of dance for older adults with Parkinson’s to be highlighted)

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