中国のスーパーコンピュータが世界最速に!〜TOP500〜

世界最速のコンピュータをランキング!2016年6月最高速を叩き出したのは中国のスーパーコンピュータだ!

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TOP500

世界で最も高速なコンピュータの上位500を年2回ランク付けして発表しているTOP500

そのランク付けにはLINPACKと呼ばれる測定が行われる。

コンピュータの仕事はもちろん計算することである。

そこで単純に計算能力を見るために、浮動小数点演算を繰り返し行い、1秒間に何回計算できたかを測定する。

その単位としてFLOPS(FLating-point Operations Per Second)が用いられる。

今回、中国のスーパーコンピュータ「神威・太湖之光」が叩き出したのは、93 peta FLOPS、つまり1秒間に93 x 1015回計算を行ったのだ。

膨大なCUPと消費エネルギー

神威・太湖之光には10,649,600個のCPUが積まれている。

家庭のコンピュータがデュアルコア(2個)やクアッドコア(4個)、最近ではオクタコア(8個)であることを考えると、途方もない数のCPUが一斉に計算を行っている。

もちろん使う電気量も莫大だ。

ピーク時電流は15.37MW。

家庭用エアコンが700W程度だとすると、約2万2000台のエアコンをフルパワーで動かすのと同じになる。

日本のスーパーコンピュータ「京」

もちろん日本にもスーパーコンピュータは存在する。

実は2012年まではこのTOP500において、日本はアメリカと1位の座を競っていたのだ。

近年では、理化学研究所にある富士通製のスーパーコンピュータ「京」が2011年に1位になっている。

そして今回のランキングは5位。

LINPACKの値は、10.5 peta FLOPS。

現時点で1位の神威・太湖之光とは約9倍もの差が開いてしまっている。

なぜスーパーコンピュータが必要になるのか?

計算処理能力が年々劇的に速くなっていっているスーパーコンピュータ。

そんなに計算をして一体何をするのだろうか?

最近の科学では、様々な事象を予測するのに、シミュレーションが用いられる。

例えば、天気予報。

天気の複雑な変化を計算し、今後の天気をより正確に予測するには、家庭用のコンピュータでは処理速度が足りない。

そのため、莫大なコンピュータパワーをもつスーパーコンピュータが必要となる。

現在では、天気予報以外にも、車の衝突や航空機の飛行のシミュレーションによる安全性や燃費の向上、タンパク質と化合物の結合シミュレーションによる医薬品の開発など、知らず知らずのうちにスーパーコンピュータの恩恵を受けているのだ。

日本のスーパーコンピュータは残念ながら1位から5位まで下がってしまっています。これから日本の巻き返しがあるのか?それとも中国にどんどん引き離されてしまうのか?やはり日本人としては、日本の技術革新に期待したいところです!

元記事はこちら(New Chinese Supercomputer Named World’s Fastest System on Latest TOP500 List)

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