日本はイノベーションを学びつつある?!政策や企業の意識がイノベーションに向かっている現状に関して!

新しい技術、新しいもの、新しい価値。このようなものを生み出すことをイノベーションと言います。これまで日本は新しいものを作り出すよりも、あるものを開発するということを得意としてきました。その文化や環境が少しずつ変わりつつあり、イノベーションへと向かっているのかもしれません。

スポンサーリンク

日本社会とイノベーション

日本社会はイノベーションを生み出す環境ではないと言われることが多い。

いくつか原因があるが、長く続いた企業であればあるほど、過去に成功した体験に基づき、同じような成功を目指してしまったり、新しい価値観を受け入れるような環境にないということが挙げられるだろう。

過去に成功した体験を利用するということは確かに有用なことだ。

だからこそ人は成功体験の本を読み、それを自分でも実践しようとする。

しかし過去の成功体験はその人や時代、環境、社員や顧客の意識が複雑に絡み合い、成功したということを理解しなければならない。

単に同じ行動や戦略をとったからといって、必ず成功するわけではないのだ。

そしてこれまで経営ができており、社員は安定した生活ができているために、わざわざリスクを冒してまで新しいことに挑戦しようという意識は低下している。

このような環境において、日本は新たなイノベーションを生み出すことができるのだろうか?

財政政策の変化

スタンフォード大学の櫛田健児博士はこの数十年間で日本はイノベーションを起こす土壌が育ってきており、収穫期にはいっているという。

その背景には、財政政策の変化により、会社法や大学組織、労働者の移動、金融マーケットなどが民間の設備投資を促すようになってきたことがある。

そのような政策は起業家をサポートし、スタートアップ企業を大きく飛躍させるのに役立っている。

また起業家もスタートアップ企業もこれまでよりメディアで取り上げられるようになり、喜ばしいこととして報道されることも多くなった。

シリコンバレーに学べ!

またイノベーションを次々と生み出すことで有名なアメリカ シリコンバレーに学ぶことも多い。

安倍晋三首相が昨年スタンフォードでのスピーチでは、日本はシリコンバレーから多くのことを学び、そしてネットワークを構築しようとしていると語っている。

現在では、シリコンバレーには日本の大企業からスタートアップ企業まで様々な企業が駆け寄っている。

大企業は、シリコンバレーのベンチャーキャピタルの投資家になろうとし、支部を立てたり、タイアップしたりとオープンイノベーションを加速させようとしているし、小さな企業はシリコンバレーに訪れ、新しく起業したり、規模を拡大しようとしている。

多くの日本企業がイノベーションを起こそうとしている現在、その大きな成果はもうすぐおこるのかもしれない。

日本でもイノベーションを起こす必要性が周知され、環境が整ってきたのですね。日本で金融バブルがはじけて以来20年以上が経ちますが、まだまだ日本はかつての力を取り戻していないように感じられますが、この失われた20年で耐え忍んだ経験というのは、これからの日本である意味必要なことだったのかもしれません。そして政策や企業の意識が変わってきたのは喜ばしいことですが、イノベーションを起こすのはあくまでも人なので、そこで働く社員の意識がどう変わるかということに大きく影響を受けることでしょう。現在、イノベーションが起こるのはアメリカからという感覚がありますが、今後は日本がイノベーションが起こる舞台となっていくことを期待したいなと思います。

元記事はこちら(Japan transforming its innovation culture by changing social norms, Stanford scholar finds)

この記事を読んでくれたあなたへひろやんからのオススメ記事

気候の変化が石器時代に革命をもたらした?いや実はそうじゃなかった!という研究
人間は次々と新しいものを作り出し、その生活を豊かにしています。それは現代も古代も同じ。石器時代には、気候変動が起こり、それが引き金となって、新しい...
【オピニオン】弱小ブログが巨大情報サイトWiredの記事に反論してみる〜人工肉に関して〜
先日、人工肉に関して、Shojinmeat Projectを取り上げた。ちょうどそのとき、Wiredが同じように人工肉の記事を掲載していた。そのW...