ザクロはアルツハイマー病を予防する?!脳の健康を保つための研究!

美容や健康に気をつけている人なら、積極的にザクロを食事に取り入れているかもしれません。そのザクロにアルツハイマー病から脳を守る機能があるかもしれないという研究結果が報告されました。

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ザクロ

丸い果実の中に、果肉と種子をもった無数の粒を有する果物、ザクロ。

ジュースやドレッシング、デザートなどに使われる果物の一種だ。

ビタミンやミネラルに富み、エストロンという女性ホルモンの一種を含むことから、美容に良いとされている。

また疲労回復や骨粗しょう症、抗酸化作用、成人病予防、更年期障害の緩和と呼ぼう、血行促進などの効果も期待できると考えられている。

トルコやイランあたりを原産とする説と南ヨーロッパを原産とする説、北アフリカを原産とする説があるが、紀元前から食されている。

日本でも広い範囲で栽培することができ、世界各地で栽培されているが、トルコから中東にかけて特にポピュラーな植物である。

アミロイドβの生成量

ニューサウスウェールズ大学の研究チームは、ザクロを摂取することにより脳の健康が保てるかもしれない研究結果を報告した。

研究チームは餌の4%をザクロとした餌をマウスに15ヶ月間与え、アルツハイマー病の原因となるアミロイドβというタンパク質の生成量を計測した

その結果、ザクロを日常的に摂取することにより、脳を酸化ストレスや炎症から守り、その結果としてアミロイドβの生成量が減少するということが明らかとなった。

ポリフェノール

研究チームはザクロによる神経細胞の保護機能は、ザクロに含まれるポリフェノールに由来するものだと述べている。

細胞内では、その活動により活性酸素という物質が生成されるが、この活性酸素は遺伝子やタンパク質を損傷し、ガンの原因となる。

その活性酸素の取り除くのに使われるのが、抗酸化物質と呼ばれる物質であり、ポリフェノールはその代表格である。

ポリフェノールが含まれるものとして有名なのは赤ワインであるが、多くの野菜や果物に含まれる。

そしてザクロは他の野菜や果物と比較して、このポリフェノール量が多いため、顕著な神経保護機能を有するものだと考えられる。

ポリフェノールが活性酸素を抑えることが分かっているのであれば、精製したポリフェノールを摂取すればいいと思うかもしれない。

だが実際に精製したポリフェノールを高用量摂取すると、しばしば好ましくない副作用が現れるという結果が報告されている。

身体を守る機能がある物質でも、どのような形で摂取するかということは重要なことなのである。

現在では、アルツハイマー病の予防や治療というのはまだまだ限定的なものであるため、今回の発見が新しい予防法や治療法につながると期待される。

私もザクロは聞いたことがあるし、食べたことはありますが、日本ではなかなか手に入らないというのが私の印象です。青果店に行けばあるのかもしれませんが、スーパーでは見かけることは少ないのではないでしょうか?今回の研究結果だけでなく、ポリフェノールは身体に良いという研究結果はたくさん報告されています。ポリフェノールをたくさん含み、手軽に手に入り、日常生活に簡単に取り入れることができるベストな食品は一体なんなのか、地域ごとにマッピングしてみると面白いかもしれないななんて思っています。

元記事はこちら(Can pomegranates protect the brain from dementia?)

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