電子タバコで本当に禁煙できるのか?イギリスでの調査では2015年に18,000人の人が禁煙に成功した?!

年々タバコに対する風当たりが強くなるなか、健康を気にして禁煙に挑戦する人が増加してきています。そのため様々な禁煙グッズが販売されており、その一つに煙に見立てたミストを吸う電子タバコがあります。まだ電子タバコで禁煙できるという証拠は見つかっていないのですが、それでも多くの人が禁煙に成功したようです。

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喫煙

古来より北米のインデァンたちに宗教的な儀式のために用いられてきたタバコ。

世界中に広まったのは、15世紀から16世紀にかけての100年間である。

そのため、世界中でタバコ(tabacco)という同じ名前が付けられ、一つの嗜好品として普及している。

喫煙はタバコの葉を乾燥・発酵させたものに火をつけて、その煙を吸うことにより、主にタバコの葉に含まれるニコチンを摂取する。

タバコの煙には4000種類もの化学物質が含まれ、そのうち約200種類は致死性のもの、さらに60種類は発がん作用のあるものだと言われており、がんや狭心症、心筋梗塞、脳梗塞などの循環器疾患、免疫低下、妊婦が喫煙することによる胎児への影響など、様々な健康リスクと関連していることが報告されている。

このような健康リスクが明らかとなった現在では、医療機関やメディアで喫煙者に禁煙をするよう広く情報が発信されている。

だがタバコに含まれるニコチンは極めて強い依存性があり、長期間喫煙してきた人にとって、禁煙をすることはつらいものである。

そこで近年では、医療機関による禁煙プログラムが提供されている他、個人で禁煙するために、ニコチンガムや禁煙パイプ、電子タバコなどの禁煙グッズが数多く販売されている。

電子タバコ

禁煙グッズの地位を確立しつつある電子タバコ。

あまり馴染みのない方もいるかと思うので、他の禁煙グッズの説明を交え、少し話をしたいと思う。

禁煙を成功させるには、少なくとも二つの関門をクリアする必要がある。

一つはニコチン依存症からの脱却で、もう一つはタバコを吸う動作の習慣を止めることだ。

ニコチンガムによる禁煙方法は、ニコチンが少量含まれたガムを噛むことによって、ニコチンを摂取するが、1日に噛むガムの量を少しずつ減らしていくことにより、少しずつニコチン依存症からの脱却をするというものである。

またタバコを吸わないことにより起こる口寂しさやタバコを吸う動作の習慣も無くす作用があるだろう。

禁煙パイプでの禁煙方法は、タバコの形状を模した筒に風味を染み込ませたフィルターが備えられており、タバコを吸う動作はするが、ニコチンを摂取しないことにより、ニコチン依存症から脱却することを目的とする。

最後に近年多くの人が試みている禁煙方法が電子タバコによる禁煙方法だ。

禁煙パイプではタバコを吸う動作はできるが、煙を吐くことはできないので、違和感を感じる人が多い。

そこで電子タバコでは、風味をつけた液体を加熱しミストとし、それを擬似的にタバコの煙として見立てる。

このミストにはニコチンが含まれていないため、ニコチン依存症からの脱却を図るものである。

ちなみに最近ではタバコの葉を用いるが、燃焼させずに加熱することによりニコチンを摂取するタバコも登場しているが、本記事ではこれはタバコであり、電子タバコの分類には含まれないと定義する。

また電子タバコはその歴史が浅いため、健康に関しての調査も継続されており、一部の電子タバコには発生する蒸気にホルムアルデヒドが含まれていると発表されている。

だがその一方、蒸気を発するために用いられている液体には、香料やグリセリン、プロピレングリコールなど食品添加物として認められているもので構成されているため、有害な物質は検出されなかったという報告もある。

電子タバコの健康への影響に関しては、今後も注意深く検証する必要があるかもしれない。

電子タバコと禁煙

ユニバーシティー・カレッジ・ロンドンの研究チームは、イギリスで禁煙に関する調査を行ったところ、2015年において電子タバコを用い、禁煙に成功した人が約18,000人いたと報告した。

イギリスでは280万人の人が電子タバコを用い、ポピュラーな禁煙方法となっている。

だがその一方で成功率を見てみると、医療機関による専門家のサポートと薬物療法による禁煙が一番良い。

それでも1年間で45万人ほどしか医療機関による禁煙プログラムを利用しておらず、多くの人が電子タバコを用いて禁煙に挑戦しているのが現状である。

タバコによる死者はイギリスで年間10万人と言われ、予防できるがんの原因の筆頭であることは間違いない。

電子タバコで禁煙ができるということに関してはまだ明確な証拠はないが、タバコを止めるきっかけの一つとして用いるかもしれない。

だが禁煙したい人に覚えておいて欲しいことは、やはり専門家による禁煙プログラムが一番効果的であることで、現在ではその環境は整っているということである。

私も喫煙者なのでこういう話題は気になります。最近までは普通の紙巻きタバコを吸っていたのですが、タバコの葉を燃やさずに熱しニコチンを吸うiQOSに変えました。このiQOSでも化学物質は少なく、健康リスクは押さえられるということだったのですが、それでもタバコはタバコ。間違いなく大量の有害物質を吸っていることでしょう。タバコを吸っている時点で、健康のことを語ることができないのは重々承知していたりします。

ちなみにiQOSに変える前に、ニコチンの入っていない電子タバコに挑戦したこともあるのですが、やはりニコチンが入っていないとどうも違和感があって禁煙に失敗しております。健康もそうですが、どんどん高くなるタバコなので、そろそろちゃんと禁煙したいなとも思う今日この頃。今回の記事の示す通りに医療機関に行くか、電子タバコを引っ張りだし自力での禁煙に挑戦するか悩みつつ、iQOSを吸っているひろやんでした。

元記事はこちら(E-cigarettes may have helped 18,000 people quit smoking in 2015)

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