各地域の平均寿命を電車の各駅毎にマッピングしてみた?!ほんの数駅移動するだけで平均寿命は大きく変化するかもしれない!

健康で長生きするためには、どこに住むのかというのは重要な一つの要因です。でも一体どこに住めばいいのか?そのような情報は明らかにされていません。マンチェスター大学の研究チームが、電車の駅ごとに平均寿命を調査することにより、住民の健康度を評価するという、新しく興味深い研究を行っています。

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平均寿命を駅ごとにマッピング

マンチェスター大学の研究チームが、居住区と寿命の関係を解析するため、イギリスのマンチェスター周辺の電車の駅ごとにおける平均寿命のマップを作成した。

このマップにより、ほんの少し居住区が違うだけで、寿命に大きな差が出ることが明らかになった。

例えば、マンチェスターの南西に位置するティンバーリーからマンチェスター中心部までは、電車で30分程度の距離だが、その二都市間の平均寿命では10年以上もの開きが見られる。

つまり一駅分、約3分の移動するだけで1年寿命が変化するというわけだ。

またティンバーリーから、マンチェスター中心部を隔てて逆方向、つまりマンチェスター北東に位置するロッチデールまで行くと、電車で約75分かかるが、その間の平均寿命の差はなんと12年になるという。

他の都市との比較

イギリス全体における平均寿命は82歳である。

またイギリスで一番平均寿命の長い都市は、イギリス南西部に位置するイースト・ドーセットであり、その平均寿命は83歳だ。

それと比較すると、マンチェスターにおける平均寿命は75歳と目立って短い。

また男女間での平均寿命の差は、イギリス全体でみると3歳だが、マンチェスター都市部では、5歳もの開きがある。

さらにはマンチェスターで生活する女性の平均寿命は、イギリスの他の都市と比べても一番短いことが明らかとなっている。

このような調査はそれぞれの都市において、住民がより健康的に生活できるかの指標とすることができ、都市計画にも役立てることができるだろう。

この調査は是非日本でも行ってほしいですね。特に東京なんかは電車は蜘蛛の巣のように張り巡らさせ、1300万人以上も生活しています。それほど密集した地域で同じような調査を行ったら、どのような結果が出るのかすごく興味深いです。

しかしなぜこれほどの平均寿命の差が出るのか、不思議な面もあるのではないでしょうか。その地域の大気や水の汚染だったり、ストレスの多さだったり、住民性だったり、多くの複雑な要因があるのでしょうが、それを一つ一つ紐解いていくことで、その地域の特性が分かり、それぞれの都市における公衆衛生の政策に行かせるでしょう。

平均寿命は私たちに馴染み深い指標ですが、詳細な調査を行い、見方を変えるとまだまだ新しいことが隠されているのかもしれませんね。

元記事はこちら(Life on the line? Greater Manchester’s Metrolink used to map life expectancy)

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