アメリカの子供達が喫煙をする理由は、ニコチン中毒なのではなく、ある身体的特徴を解消するためだった?!

タバコは大人に許された嗜好品である。だが、子供は大人の真似をすることで、自分が大人になったかのように思うため、喫煙することがある。もちろん子供の頃の喫煙は、大人になってから喫煙することよりも、身体へのダメージが大きく、勧められたものではない。だが、アメリカの子供達がある理由により喫煙をするという報告があった。一体どういった理由なのだろうか?

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ダイエットのために喫煙をする?!

コーネル大学の研究チームは、子供が喫煙をする理由を調査し、その結果を報告した。

タバコを吸うというと、一番初めに思いつくのが、ニコチン中毒である。

日常的にタバコを吸うことにより、身体に常にニコチンが存在するようになり、ニコチンがなくなるとイライラしたり、落ち着かなくなったりする。

しかしながら、アメリカの子供達は全く違う理由でタバコを吸うことを、研究チームは明らかにした。

その理由とは、体重を減らす、つまりダイエットのためにタバコを吸うのだ。

女子と男子の差

研究チームが行った調査では、頻繁にタバコを吸っている女子のうち46%が、また頻繁にタバコを吸っている男子のうち30%が体重をコントロールするためにタバコを吸っているということだった。

また自分が太りすぎただと思う子供は、自分が適正体重だと思う子供よりも体重をコントロールするためにタバコを吸う可能性が高いという。

その割合は、女子では2.25倍、男子では1.45倍であり、女子の方がその傾向が高かった。

科学的な知見

タバコには体重を減少させる効果はあるのだろうか?

それは真実であり、タバコは代謝を上げ、食欲を減らすことで体重の減少が期待できる。

しかしながら、体重を減らすためにタバコを吸うというのはあまりにリスクが高い。

タバコは現在、健康リスクが高い嗜好品として、世界中で禁煙が叫ばれていおり、肺がん、動脈硬化、心筋梗塞、脳卒中、肺気腫、気管支炎など様々な病気と関連していることが知られている。

しかしタバコを吸わないという選択をするだけで、このような健康リスクを減らすことができるのだ。

20歳以下でタバコを吸い始めた子供は、大人になっても吸い続ける傾向が高い。

体重が減らせるからといって、安易にタバコに走るのは勧められたものではなく、その後の健康リスクと引き換えにするべきではないだろう。

タバコは長い間、嗜好品として愛されてきたものですが、最近では禁煙志向が高くなり、若い人もタバコを吸わなくなってきました。その中で今回の記事は、アメリカではあるけれど体重を減らすためにタバコを吸う子供がいるというのは驚きですね。

研究チームは子供が安易にタバコに手を出せないように、アメリカ食品医薬品局(FDA)にタバコは体重を減らす効果があることを宣伝させないように規制をかけ、そしてタバコの税をさらに上げるようにすべきだと提案しています。

海外では一箱1,500円以上もするようになり、かなり高くなったタバコですが、日本ではまだ500円もしておらず、値段という意味ではまだまだ子供が買うことができる範囲に収まっています。私もタバコ吸いますが、喫煙者のマナーが悪かったり、子供が吸ったりするのを見たり聞いたりすると、もっとタバコの値段は上げていいのではないかと思います。

元記事はこちら(Teens who feel ‘too fat’ light up cigarettes to slim down)

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