子供の好き嫌いの原因は何?実は遺伝子が大きな影響を与えていた!子供の好き嫌いを無くすための研究とは?

小さな子供をもつ親にとって大きな悩みは食育。元気な子供に育って欲しいと思い、様々な食べ物を食べさせようとしますが、なかなか食べてくれないことも多いですよね。これは一体誰のせい?なんて思い悩むかもしれませんが、実は遺伝子のせいだったのかもしれません。

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子供の好き嫌いの原因とは?

ユニバーシティ・カレッジ・ロンドンの研究チームは、世界中の子供の食を解析することにより、子供の好き嫌いは何から来るのかを検討している。

研究チームは世界最大の双子のデータベース The Gemini studyのデータから、16ヶ月の双子の子供をもつ1,921家族の食生活に関して検討を行った。

子供がある食べ物に対して食感や味、匂いに好き嫌いを示すのは躾が不十分であるとよく言われる。

また小さな子供が新しい食べ物に対して恐怖心や拒絶反応を示すのは、親の振る舞いによる結果ではなく、正常な成長段階でよく見られることである。

だが本当に躾だったり、成長によるものが大きな原因なのだろうか?

遺伝子が子供の頃の好き嫌いを決める?!

今回、研究チームは、家庭環境だったり親の振る舞いは子供が新しい食べ物に対して拒絶することよりもむしろ好き嫌いに影響を与えるというということを明らかにした。

だがそれだけではなく、こういった環境要因というものはそれほど重要ではなく、むしろ遺伝子による影響が大きいということを報告した。

子供の好き嫌いや拒絶反応は時には親が非難された気分になったり、思い悩んだりすることがあるだろうが、遺伝的な要因が大きな原因であると分かれば、親はだいぶ安心することだろう。

その反面、生まれ持った遺伝子は変わらないことに不安を抱くかもしれない。

だが今回の研究結果では、子供の好き嫌いにおける遺伝子の重要性は、子供の好き嫌いを生涯渡って変えることができないということを意味しているのではない。

好き嫌いは変えられる!

研究チームは遺伝子により子供の好き嫌いが決まるという研究を報告する一方、双子の母親が子供に嫌いなものを食べたご褒美に好きな食べ物を与えた結果、子供の好き嫌いは大きく変化したということも報告している。

この結果は子供の好き嫌いは、親の躾によるものだということを示している。

つまりは子供は生来好き嫌いをもっているものだが、それを変えられるか変えられないかは親の躾にかかっていると言えよう。

子供がそれぞれ違うように、親が子供の好き嫌いを無くそうとする戦略もまたそれぞれである。

だが子供が好き嫌いをするからといって、親は必要以上に思い悩むことはない。

それは遺伝子から来るものなのだから。

このような研究が進むことにより、子供の好き嫌いを無くすために、親が取るべき戦略が明らかになり、食育がより一層効率的に進めることができるようになるだろう。

私もこの年になっても好き嫌いはあります。だいたいのものは食べられるのですが、どうしても嫌なのが納豆。小さい頃に親も嫌いで、食卓に上ることも無かったため、初めて納豆と出会ったのは、転校先の小学校でした。その時の強烈な匂いと糸を引く奇妙な性質から、最初のインパクトが大きすぎて、それ以降給食で出るとものすごい落ち込んだ覚えがあります。

今でこそ、誰かが食べていても気にはしませんが、自分で食べろと言われると抵抗はあります。嫌いになったのが、小学校なので、この場合は家庭環境により嫌いになったものなのでしょう。今、それで苦労をしているわけではないので、まぁいいかなと思っています。

今回の研究を知っておくと、自分が子育てする時に子供の好き嫌いで必要以上に悩まなくていいかと思えることでしょう。今回の研究はぜひ子育てをしている人々には知ってほしい研究ですし、さらに子供の好き嫌いを無くす手法が見つかった際にも広まってほしいなと思っています。

元記事はこちら(Toddlers’ food fussiness is heavily influenced by genes)

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