メラノーマからパートナーの命を守れ!お互いの身体をチェックすることで、安心して健康な生活を営むために!

普段あまり気にすることのないほくろ。あれ?こんなところにあったっけ?なんて思うこともあるのではないでしょうか?でも不自然に現れたり、大きくなったほくろはもしかしたら皮膚がんの一種メラノーマかもしれません。だからと言って全身を一人でチェックすることは難しいですよね。パートナーとお互いの身体をチェックしあうことが命を守ることにつながるかもしれません。

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メラノーマ:悪性黒色腫

誰しも身体にほくろをもっていることだろう。

ほくろはメラノサイトというメラニン色素を含む細胞が集まり、周りよりも黒く見える箇所のことをいう。

メラニン色素はほくろだけに限った色素ではない。

日焼けをした時に肌が黒くなるのもメラニン色素が合成されているためである。

紫外線は大量に浴びると細胞が損傷を受けるため、その防御反応として紫外線を通さないメラニンを作り出すというわけだ。

だがこのメラノサイトが何らかの原因によりがん化してしまうことがある。

それがメラノーマ(悪性黒色腫)である。

メラノーマの早期発見をするには?

ノースウェスタン大学の研究チームは、メラノーマの早期発見には夫婦や恋人などのパートナーとの関係が重要であると報告した。

身体を隅々まで見られるのは、なかなか恥ずかしいことではある。

ましてや女性であれば、パートナーとは言え、男性にほくろを観察されることは恥ずかしくていやだと言う人も多いことだろう。

だが命に関わるメラノーマは、日焼け止めを塗るのが難しい耳やひざの裏、頭のてっぺん、そして水着のラインぎわなどにできやすいと言われている。

つまりは自分ではなかなか見つけにくいところというわけだ。

SSEs:Skin-Self Examinations

そこでカップルに取り入れてもらいたいと考えているのが、Skin-self examinations(SSEs)である。

日本語に言い換えると、皮膚における自己チェックと言ったところだろうか。

研究チームは、実際に前に初期メラノーマが発見され、手術を受けた21歳から80歳の患者395人でこの自己チェックの効果を検討した。

395人のうち、99人にはSSEsのトレーニングを受けずに行ってもらい、残りの患者は医師からのトレーニングする群、家でハンドブックを読む群、タブレットを用い学習する群の三つに分けた。

それぞれのカップルには、2ヶ月に一回SSEsを行ってもらい、4ヶ月に1回、ほくろの状態に関して、1:通常のほくろ、2:通常のほくろに見えるが不確かなもの、3:異常なほくろのようにスコアリングをしてもらった。

4年間この実験を継続したところ、恥ずかしさは減少し、パートナーの異常なほくろを見つけ出す自信に繋がり、安心した生活を営むことにつながったと言う。

一人ではなかなかできないことも、パートナーと一緒にやることで自分たちの健康を守ることができれば、幸せな生活を築くことができるのかもしれない。

近年では、恋人がいる人や結婚する人が少なくなってきたというのはみなさんも耳にしているかもしれません。経済的な理由だったり、将来への不安だったり、色々な原因があるのでしょうが、今回の報告は一人でいるというのはもしかしたら大きなデメリットを抱えているのかもしれないと感じてしまう報告ですね。

一人でできないことでも、二人でやればできる。そんなことが恋愛だったり、結婚だったりのいいところなのでしょう。私自身もまだ結婚しているわけではないので、いいところや悪いところというのはなかなかお話することはできませんが、お互いを気遣うことができるというのはパートナーがいる方が絶対的に有利なことでしょう。

現在、日本では人口が減少傾向に入り、将来的に国力が損なわれることが懸念されています。社会的に自立することが、結婚し、子供を産むことと同意だった昔と違い、一人というものが普通になってきているのでしょう。社会的な圧力ではなく、結婚、出産というのが社会生活を営む上で有利になるとなれば、そういうカップルも増えてくるのではないでしょうか。政治的にどうしたら結婚、出産する人が増えるのか、もう一度考えて、実行してもらいたいなと思う今日この頃です。

元記事はこちら(Partners play critical role in melanoma exams. Trained partners take the embarrassment out of stripping down for irregular mole checks)

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