喫煙をしているティーンエイジャーは他の薬物も使う傾向が高い?!それをうつ病のテストで暴き、早期の治療につなげる!

日本でも違法ながらも高校生などの未成年がタバコを吸っていることがありますが、昔はそういった子供は非行に走っており、飲酒やシンナーなどを使用する傾向にあり、さらには麻薬や覚醒剤への入り口だと考えられてきました。それは日本だけではなく、アメリカでも同じようです。ですが、その傾向はうつ病を患う傾向と関連性があるとしたら。若いうちの薬物使用は体に大きな影響があるので、早期に発見し、治療をすることが勧められます。

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喫煙状況と薬物利用

カルフォルニア大学サンフランシスコ校の研究チームは、喫煙している10代の若者176人の他の薬物の使用状況を調査した。

その結果、96%の若者がタバコ以外に少なくとの2種類以上の薬物を使用していることが明らかとなった。

ほとんどの若者が使用しているのはアルコール、マリファナ、そして他のタバコ製品であるが、16%、つまり6人に1人の割合でもっと強い薬物を使用していることが判明した。

そのような薬物としては、コカイン、幻覚剤、エクスタシー(メチレンジオキシメタンフェタミン)、処方薬などが挙げられる。

ほとんどの若者は1日に5本以下しかタバコを吸わず、複数の薬物を使うことが、大人が考えている以上に流行している現実が垣間見える。

ドラッグとうつ

さらにこの調査の中で、より強いドラッグを使っている若者においては、年々うつの症状が現れることが明らかになった。

また調査の間、強いドラッグを使用する若者は一定数おり、若者にとって喫煙やドラッグの使用パターンは長期間続いているものだと考えられる。

このような状況から、うつ病のテストは思春期の若者の薬物使用やその治療過程において、有用ではないかと考えられる。

通常、思春期の若者は喫煙していても、吸っていないということが多い。

しかしそれをそのまま受け取ってしまうと、その背後にある飲酒やドラッグ使用を見落とし、薬物の使用を防止させたり、治療したりということが難しくなる。

そこでうつ病のテストを行うことで、その早期に喫煙、飲酒、ドラッグ使用の状況を把握できる可能性があるということだ。

タバコは薬物への入り口であると言われています。このような薬物をゲートウェイドラッグといいます。簡単に手に入る薬物を利用することで、薬物利用への抵抗感が無くなり、さらに強い快楽を求め、強い薬物へと移っていくということです。

日本でタバコを買うには昔よりかなりハードルが上がりました。自動販売機ではタスポをかざさなければ購入できませんし、店舗で購入するにしても、年齢確認が必要となる場合が多いです。ですが、まだまだ未成年が喫煙をすることを完全に防げてはいないでしょう。例えば、成年の先輩からもらうとか、親のタバコを吸うとか、抜け道は存在します。

そういった大人が周りにいることも問題ですが、社会としてどうやってこういった未成年の喫煙を発見するか、それが重要な段階となっているのかもしれません。今後、研究が進み、未成年の喫煙を早期に発見できる手法が開発されることを期待したいと思います。

元記事はこちら(Even Light-Smoking Teens are Likely to Use Alcohol and Marijuana. One-Sixth of Adolescent Smokers in UCSF Study Reported Harder Drug Use, Followed by Higher Rates of Depression)

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