陰毛の処理と性感染症の関連性の研究!処理をする人ほど性感染症にかかりやすい?!

自分をカッコ良く見せたい、綺麗に見せたい、誰しもそんな欲をもっていることでしょう。そのため、脱毛や除毛をして、よりつるつるすべすべの肌にしている人も少なくないと思います。でもその処理の方法や頻度によっては、性感染症に感染しやすくなるかもしれないという調査結果が報告されました。

スポンサーリンク

淫毛の処理と性感染症

カルフォルニア大学サンフランシスコ校の研究チームは、陰毛の処理と性感染症の間に相関があることを報告した。

陰毛の処理は世界中の男女にとって、自分を魅力的、清潔に、そして女性的または男性的に見せるために一般的になりつつある。

これまでの調査においても、陰毛の処理により怪我をしたり、感染の原因になることは知られていたのだが、性感染症との関連性に関しては明らかになっていなかった。

カミソリやシェーバーを用いて、陰毛の処理を行うと、皮膚に細かな傷がつくため、ヘルペスウイルスやヒトパピローマウイルス、梅毒などのウイルスや病原菌が感染しやすい状況となる。

また陰毛の処理は性的関係にあるパートナーの数とも関連していると言われ、性感染症の危険性は高くなる傾向にあると考えられる。

陰毛の処理に関するアンケート

研究チームは、7,580人(男性56%、女性44%)に陰毛の処理、それによる怪我、性交渉の経歴、性感染症の履歴などのアンケートを行なった。

陰毛の処理に関して行なったことがあると答えた人は、女性においては84%、男性では66%だった。

アンケートの詳細としては、処理に間隔、処理する陰毛の量(トリミングか全部か)、処理に用いるツール(カミソリ、ワックス、ハサミ、電気、レーザー、除毛剤、ピンセットなど)、そして性感染症の種類(ヘルペスウイルス、ヒトパピローマウイルス、梅毒、淋病、クラミジア、HIV)である。

調査結果

調査の結果、17%の人が全ての陰毛を処理し、また22%の人が毎日、または毎週トリミングを行なっていることが明らかとなった。

また処理をする人は、処理をしない人に比べ、若いという傾向があり、処理をする人ほど年間、またはこれまでの性交渉のパートナーの数が多く、毎日か毎週性行している傾向にあった。

処理の方法としては、男性では電気カミソリの利用が女性と比べ多く(男性:42%。女性:12 %)、通常のカミソリの利用は女性が61%、男性が34%と女性の方が多いことが分かった。

性感染症の経歴としては、13%の人が少なくとも一度、ヘルペスウイルス、ヒトパピローマウイルス、梅毒、淋病、クラジミア、HIV、水イボ、毛じらみに感染した経歴をもっていた。

このような調査により、陰毛の処理と性感染症の関連性が解析できるようになり、頻度が多く、処理の強度が強いほど性感染症にかかりやすい傾向があることが判明した。

特に高頻度で、全除毛をする人においては、性感染症の感染リスクは4倍以上高まり、ヘルペスウイルスやヒトパピローマウイルスのような皮膚の接触による感染症が多い。

また毛じらみの感染リスクにおいても、処理をすることで2倍以上高まるという。

性感染症はアメリカで広まりつつあり、約半数のアメリカ人が一生に一度は性感染症を患うようになると推測されている。

性感染症は骨盤内炎症性疾患、不妊、性器関連がん、そしてHIVなど重篤な症状につながるものもあり、今後の対策が重要である。

確かに言われてみると納得の調査結果ではないでしょうか。こういった処理をする人は自分を良く見せたいと思うもの。では誰に見せるのか、それは性行をする異性に対してであり、それにより性行の回数は多いと推測できます。

また脱毛や除毛による皮膚の痛みというのはどうしても起きてしまい、傷、肌荒れなど皮膚のバリアが取り除かれると、感染症リスクは向上するというのも頷けます。ただそのような意識が未だ低いというのが、一つの問題点となっていることでしょう。

脱毛や除毛をした後は感染症リスクが高まることを知り、性感染症に感染しないために、皮膚の状態が治るまで待ったり、ローションのような肌状態を回復する薬品を使うことを行う方が良いのかもしれません。性行は子孫を残すためにも重要な行為ですので、性感染症に感染しない、感染させないためにもそのリスクを正しく知るのは重要なことでしょう。

元記事はこちら(Pubic Hair Grooming Linked to Sexually Transmitted Infections. Higher Risk Shown in New UCSF Study, Especially For Frequent and ‘High Intensity’ Groomers)

この記事を読んでくれたあなたへひろやんからのオススメ記事

生後2日の新生児からも風邪のウイルスが検出?!その後の人生にも影響を与えるウイルス感染とは?
生活環境に居ながらも、目に見えないウイルス。新生児にとっては成長後の健康にまで影響を及ぼす大きな存在です。しかし一体いつ新生児はウイルスの脅威に曝...
子供の喘息が重症化する要因は年齢ではなく、ウイルス感染によるものだった?!喘息のより効果的な治療を目指して!
突然呼吸が苦しくなり、最悪の場合には死に至る喘息。特に小さな子供が発症しやすく、重症化しやすいと考えられていたのですが、どうやらその原因はウイルス...