Twitter上のツイートを大規模調査し、信頼される”語句”はどのようなものか明らかに?!

多くの人が利用しているTwiiter。その情報の中には信頼できるものも、信頼できないものもあります。もちろん個人個人が受け取る感覚も異なることでしょう。では一体どういったツイートが信頼でき、どういったツイートは信頼できないと感じるのでしょうか?

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Twitterでつぶやかれた言葉の信頼性とは?

ジョージア工科大学の研究チームは、Twitterでつぶやかれた言葉において、どんな語句やフレーズが信頼性があるのか言語モデルを構築したと報告した。

その言語モデルを構築するために、調べたツイート数は6,600万ツイートに上り、実際に現実で起こった1,400の事件とリンクさせたという。

15のカテゴリーに分類

研究チームは2014年から2015年に起こった西アフリカのエボラ出血熱の発生やパリで起こったシャルリー・エブド襲撃事件、ニューヨークで起こったエリック・ガーナー窒息死事件などに関連するツイートを調べ、その信頼性を人々に判定してもらった。

そしてそれぞれの語句を言語学的に15のカテゴリーに分類した。

その分類の中には例えばポジティブやネガティブな感情、曖昧な言い方や支援的なもの、そして不安を表すものなどがある。

その後ジョージア工科大学のコンピュータを用い、あるツイートが信頼できるかどうかを判定した。

その結果、コンピュータで解析した結果と人々の反応は68%マッチし、これはランダムで解析した場合の25%よりもはるかに高いものとなり、コンピュータである程度解析可能であることが分かった。

どんな言葉が信頼性を呼ぶのか?

ではどんな言葉でつぶやかれると信頼性が増すのだろうか?

その中には信頼性を増すような言葉である”undeniable(揺るぎない事実)”とかポジティブな感情である”eager(熱心)”、”terrific(素晴らしい)”などがある。

逆に信頼性を落とすものとしては、ばかにするような発言である”ha(笑い)”とか”grins(歯を見せて笑う)”とか”joking(ジョークだ)”などがあり、また曖昧な言い方である”certain level(あるレベルでは)”や”suspects(疑われる)”なども含まれる。

リツイート数も信頼性に関連する

また言葉だけではなく、リツイート数やリツイートのされ方も信頼性に影響を与えていた。

例えば、あまりに多くのリツイート数のものは信頼性のスコアが低くなりがちである。

その反面、返信や長いメッセージを含んだリツイートは信頼性が高くなった。

これは長いメッセージが含まれることで、新しい情報やその理由などが明らかとなり、信頼性が増すのだと考えられる。

まだすぐに実装可能なレベルではないのだが、将来的にソーシャルメディアの信頼性を表示するアプリが開発できるのではないかと研究チームは考えている。

私もTwitterはよく利用していますが、自分の中でもこれは信頼できる、これは信頼できないと何からの判定基準をもってタイムラインを見ています。ただ同じ内容のツイートを見ても、何故このツイートは信頼できるのか?そしてなぜこっちのツイートは信頼できないのか?その理由は自分自身ではなかなか分からないものです。

たった140語でつぶやかれるTwitter。これまでのコミュニケーションの形とは違い、一つのツイートの文章の短さから、今回のような解析がよりしやすいソーシャルメディアなのかもしれません。こういった研究から新たなコミュニケーションの形が生まれると思うと、なかなか興味深い研究だと思いませんか?

元記事はこちら(Finding Credibility Clues on Twitter. Millions of tweets analyzed to measure perceived trustworthiness)

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