あなたの協力が科学の未来を作る!分散型コンピューティングシステム〜OVER DROID〜

世界中で行われているロマンあふれる研究。少しでも役に立ちたいと思う方もいるかもしれません。でも研究って難しいし、どうやって協力したらわからないですよね。その思いを分散型コンピューティングシステムが叶えます!あなたの協力が科学の未来を切り開く、そんな経験はいかがでしょうか?

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OVER DROID

クラウドファンディングサイト「Makuake」にて、ケーブル2本を挿すだけで分散コンピューティングに参加できる「OVER DROID」が出資を募っています。

「OVER DROID」は分散コンピューティングチーム アイスソードが「Raspberry Pi 3 Model B」を元に開発した、手のひらサイズの分散コンピューティング専用超小型コンピュータです。2本のケーブルを接続するだけで、すぐに演算が始まるプログラムがインストールされています。...

分散コンピューティングとは、大量の計算を必要とする演算において、世界中のコンピュータの空き時間などを利用して、スーパーコンピュータ並みの計算を行おうというものです。

もちろんあなたがコンピュータを使っている時には、あなたの仕事が最優先。

でも一日中コンピュータを使っているなんて人はいませんよね。

空き時間にほんのすこし手助けしてほしいというのが分散コンピューティングの願いです。

BOINC:Berkeley Open Infrastructure for Network Computing

そんな分散コンピューティングのシステムとして、BOINCというものがあります。

BOINCはバークレー大学が開発・運営している分散コンピューティングシステムで、現在でも様々な分野の研究が世界中のコンピュータの力を利用して、日々計算を行っています。

この記事を書いている2017年4月2日現在では、44万人の87万台を超えるコンピュータが計算を行っていました。

そして現在行われている研究分野としては、天体物理(SETI@home)、物理学(ATLAS@home)、暗号理論(Enigma@home)、生物学(Rosetta@home)、気象学(Climateprediction.net)など30を超えるプロジェクトが行われています。

OVER DROIDとBOINC

なかなか面白そうなプロジェクトがたくさんあるBOINC。

でも是非参加したいと思っても、ソフトウェアのインストールとか設定などなかなかハードルが高いのも事実。

そこで開発されたのがOVER DROIDです!

OVER DROIDはRaspberry Pi 3 Model Bという小さなコンピュータを元に作られた分散型コンピューティング用コンピュータで、電源ケーブルとLANケーブルを繋ぐだけで、すぐに演算を始め、最先端の研究に貢献できます。

ちなみにRaspberry Pi 3 Model Bとはこんなコンピュータです。

>【ラズベリー・パイ】Raspberry Pi 3 Model B UK アールエスコンポーネンツ 国内正規代理店品 896-8660

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そして現在のところ参加できるBOINCのプロジェクトは、重力波データの解析(Einstein@Home)と地球外生命体の探査(SETI@home)です。

重力波とは、時空の歪みが波として伝えられる現象で、ブラックホールのような巨大な質量をもつ物質が高速で動く際に発生する波のことで、理論物理学者アルベルト・アインシュタインが約100年前にその存在を示唆し、2016年2月にアメリカで初めて検出に成功された現象です。

6種類のキャラクターが最先端の研究を切り開く!

現在、参加できるプロジェクトは2種類ですが、今回のクラウドファンディングでは6種類のモデルが用意されています。

重力波解析班として、ロクブンギ・カグラ、ウラシマ・ライコ、サザナミ・ウルコの3種類、生命体探索班としてアカツキ・スバル、オオスミ・アルマ、ノゾミ・シホの3種類です。

それぞれのキャラクターが演算した結果は、キャラクターごとに集計されウェブサイトに随時発表されることが予定されているようです。

また本体はアルマイト処理されたシンプルなボディなのでインテリアの邪魔をせず、演算中の消費電力も約5Wと省エネルギー。

24時間稼働させたとしても、電気代は1日たったの3円。

それで世界の最先端の研究に貢献できるのです!

ほんの少しの協力が世界を変える?!

分散型コンピューティングシステムは研究に協力する中でも、一度その環境を整えてしまえば、手軽に協力できる方法です。

一時期、今回紹介したSETI@homeがブームになったことをご存知の方もいることでしょう。

昔のSETI@homeでは、専用のソフトウェアをコンピュータにインストールすると、スクリーンセーバーが起動している間、演算を行ってくれるというシステムでした。

そのシステムは終了したのですが、BOINCに移管され、地球外生命体の探索を現在も続けています。

今回のOVER DROIDはコンピュータのセッティングなしに、ただケーブルを繋ぐだけで、そのような最先端の科学に貢献できるのが特徴です。

かといって、家庭で大量の電気を使うのでは、協力してくれる人に大きな負担を強いることになってしまいます。

そこはRaspberry Piという省エネコンピュータを使うことで、たった1日3円で協力できるという研究者だけでなく、協力してくれる人のことも考えた構成になっています。

研究を進めるためには、現代では国や企業からの予算だけではなかなか難しくなってきている現状があります。

そのためほんの少しでもみなさんからの協力が得られるようこのような分散型コンピューティングシステムやクラウドファンディングが活発になってきています。

もし少しでも協力してみたいなとお思いの方がいたら、是非とも積極的にこういったシステムを活用していただけると幸いです。

「OVER DROID」は分散コンピューティングチーム アイスソードが「Raspberry Pi 3 Model B」を元に開発した、手のひらサイズの分散コンピューティング専用超小型コンピュータです。2本のケーブルを接続するだけで、すぐに演算が始まるプログラムがインストールされています。...